新リレー小説スタート
2005年2月3日 0:14:57 にし〜
僕らの町では滅多に雪が降らない。降ったとしても積もることなんて10年に一度有るか無いかだ。その10年に一度の日が今日だった。辺りは白い雪で覆われていた。
登校中の僕は滑らない様に慎重に歩いた。10メートル前では同級生の由紀ちゃんが歩いていた。
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2番目!
2005年2月3日 1:11:54 おみき
「おはよう!」僕は由紀ちゃんに声をかけた。
振り返った由紀ちゃんはやけに嬉しそうだ。
「おはよう!ねぇ、雪だよ雪!久しぶりだよ!」と由紀ちゃんははしゃいでいる。
そういえば由紀ちゃんは北国の出身だったっけ。由紀ちゃんの地元は毎年こんな感じで雪が降るのだろうか?
「地元はこんな感じ?」僕は聞いた。
「もっとすごいわよ。」と由紀ちゃんは答えた。
「それにしてもこっちの人たちは雪道を歩くの下手ッぴだね。」と由紀ちゃんはすれ違う人を見てつぶやいた。
道はとても滑りやすく、さっきから滑って転んでる人を何人も見ている。
僕は滑らないようにさっきよりも慎重に歩いた。
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3番目
2005年2月3日 7:59:44 にし〜
「道路は凄い渋滞だね。この程度の雪ならたいしたこと無いのに・・・。」
由紀ちゃんはそう言ったけれども僕を含めてここの人たちは、こんな大雪
に慣れていないのだ。
「仕方ないよ。ここではこんな大雪滅多に降らないもの。」
駅に着いたもの、電車は40分遅れてくるという放送が流れていた。
「ねぇ、せっかくだから学校サボって何処かで遊ばない?」
何がせっかくなのかよく分からない。しかし、せっかくなので僕もその意見に賛成することにした
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4番目♪
2005年2月7日 23:20:47 おみき
電車が使えないため駅前の商店街をぶらぶらすることにした。
まだ開いている店は少なく、雪かきをする人の姿が見える。
由紀ちゃんはさっきより俄然元気になったように見えた。
「ねぇ、何して遊ぶ?」とまだ誰も踏んでいない雪のところをわざと選んで歩いている。
「うーん。」僕は悩んだ。女の子と2人で遊ぶなんて初めてのことだったからだ。
由紀ちゃんとは同じクラスなので何人かでご飯を食べに行ったりしたことがある。
今まで何も感情が起こらなかったのが、こうして2人で歩いているとなんだかドキドキする。
「そうだ!カラオケ行こう!」由紀ちゃんは商店街のずっと先にあるカラオケを指さしてそう言った。
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4番目♪
2005年2月7日 23:20:47 おみき
電車が使えないため駅前の商店街をぶらぶらすることにした。
まだ開いている店は少なく、雪かきをする人の姿が見える。
由紀ちゃんはさっきより俄然元気になったように見えた。
「ねぇ、何して遊ぶ?」とまだ誰も踏んでいない雪のところをわざと選んで歩いている。
「うーん。」僕は悩んだ。女の子と2人で遊ぶなんて初めてのことだったからだ。
由紀ちゃんとは同じクラスなので何人かでご飯を食べに行ったりしたことがある。
今まで何も感情が起こらなかったのが、こうして2人で歩いているとなんだかドキドキする。
「そうだ!カラオケ行こう!」由紀ちゃんは商店街のずっと先にあるカラオケを指さしてそう言った。
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5番目
2005年2月8日 22:25:35 にし〜
「え〜、カラオケか〜」
僕は音痴なのだ。カラオケなんかに行ったら好感度が下がってしまう。
「カラオケは嫌?」
「いや、別に・・・。嫌じゃないけど・・・」
「だったらカラオケに行きましょ。」
由紀ちゃんは僕の気持とは対照的に実に楽しそうにカラオケに向かって歩いている。
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6番目(4番が2回ある!ごめんなさい!)
2005年2月8日 23:15:08 おみき
平日の午前中なためかカラオケはだいぶ空いている。
「ご利用時間は?」と無愛想に聞いてくる店員に、
由紀ちゃんは「お昼にはご飯食べるから…2時間で出ようか!」とテキパキと決めてくれた。
僕らは2人では広すぎるくらいの部屋に案内された。
もちろんトップバッターは由紀ちゃんだ。
ドラマの主題歌で聞いたことがある曲を気持ち良さそうに歌っている。
「ねえ次歌ってよ!」歌い終えた由紀ちゃんから歌本を渡された。
「いや、音痴だからいいや。」そう答えると由紀ちゃんはすかざずこう言った。
「じゃあこの曲歌ってよ!」
由紀ちゃんは手際良くページをめくると曲を入れた。
それは僕の携帯の着信音の曲で、去年の冬にヒットした恋が実らない切ない曲だった。
その時なぜだか僕は、歌いたい気持ちになった。
この曲を由紀ちゃんに向けて歌おうと頭が勝手に思っていた。
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7番目(4番が2回ある!許します!)
2005年2月9日 19:50:45 にし〜
うわ〜、本当に歌ってしまった・・・。チラリと隣りを見ると由紀ちゃんは俯いたままだ。僕の歌はそんなに酷かったのだろうか?
って、あれ?
「由紀ちゃん・・・、泣いてるの?」
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8番目☆
2005年2月17日 21:03:34 おみき
「ごめん、この曲を聴くと思い出すんだ。」由紀ちゃんは涙を拭きながら力無く笑った。
「去年の冬に失恋したんだ。ちょうどこの曲みたいだったんだ…。」
由紀ちゃんは去年のことを話し始めた。
聞いていると本当に歌詞の通りだ。
僕も切なくなったが、これ以上由紀ちゃんが悲しい顔をしてるのはもっと耐えられない。
「そっかー。そういえばこの曲さ、僕の携帯の着メロなんんだよ。ホラ。」と話を変えようとしたが、結局この曲の話題だ。
由紀ちゃんはまだうつむいている。
まったく僕の話術のレベルの低さに自分でもうんざりしてきた。
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9番目
2005年2月23日 18:33:02 にし〜
由紀ちゃんは突然、マイクを通して大きな声を出した。
「うん、もう大丈夫!歌うぞ〜!」
そして、僕にもデュエットをしようとマイクを手渡す。
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NEW! ひさびさ10番目♪
2005年3月12日 22:38:21 おみき
曲はHYのサビはなんとか歌える曲だった。
「だからお願い僕のそばにいてくれないか、君が好きだから…」
由紀ちゃんに元気になってもらえるように歌った。
焼肉屋で七輪に近づいた時のように顔が熱くなる。
学校をサボってカラオケに来てるとは思えない。
どうやら僕は今朝由紀ちゃんに会って、カラオケでこの曲を歌う何十分の間に
由紀ちゃんを好きになってしまったようだ。
2005年2月3日 0:14:57 にし〜
僕らの町では滅多に雪が降らない。降ったとしても積もることなんて10年に一度有るか無いかだ。その10年に一度の日が今日だった。辺りは白い雪で覆われていた。
登校中の僕は滑らない様に慎重に歩いた。10メートル前では同級生の由紀ちゃんが歩いていた。
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2番目!
2005年2月3日 1:11:54 おみき
「おはよう!」僕は由紀ちゃんに声をかけた。
振り返った由紀ちゃんはやけに嬉しそうだ。
「おはよう!ねぇ、雪だよ雪!久しぶりだよ!」と由紀ちゃんははしゃいでいる。
そういえば由紀ちゃんは北国の出身だったっけ。由紀ちゃんの地元は毎年こんな感じで雪が降るのだろうか?
「地元はこんな感じ?」僕は聞いた。
「もっとすごいわよ。」と由紀ちゃんは答えた。
「それにしてもこっちの人たちは雪道を歩くの下手ッぴだね。」と由紀ちゃんはすれ違う人を見てつぶやいた。
道はとても滑りやすく、さっきから滑って転んでる人を何人も見ている。
僕は滑らないようにさっきよりも慎重に歩いた。
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3番目
2005年2月3日 7:59:44 にし〜
「道路は凄い渋滞だね。この程度の雪ならたいしたこと無いのに・・・。」
由紀ちゃんはそう言ったけれども僕を含めてここの人たちは、こんな大雪
に慣れていないのだ。
「仕方ないよ。ここではこんな大雪滅多に降らないもの。」
駅に着いたもの、電車は40分遅れてくるという放送が流れていた。
「ねぇ、せっかくだから学校サボって何処かで遊ばない?」
何がせっかくなのかよく分からない。しかし、せっかくなので僕もその意見に賛成することにした
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4番目♪
2005年2月7日 23:20:47 おみき
電車が使えないため駅前の商店街をぶらぶらすることにした。
まだ開いている店は少なく、雪かきをする人の姿が見える。
由紀ちゃんはさっきより俄然元気になったように見えた。
「ねぇ、何して遊ぶ?」とまだ誰も踏んでいない雪のところをわざと選んで歩いている。
「うーん。」僕は悩んだ。女の子と2人で遊ぶなんて初めてのことだったからだ。
由紀ちゃんとは同じクラスなので何人かでご飯を食べに行ったりしたことがある。
今まで何も感情が起こらなかったのが、こうして2人で歩いているとなんだかドキドキする。
「そうだ!カラオケ行こう!」由紀ちゃんは商店街のずっと先にあるカラオケを指さしてそう言った。
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4番目♪
2005年2月7日 23:20:47 おみき
電車が使えないため駅前の商店街をぶらぶらすることにした。
まだ開いている店は少なく、雪かきをする人の姿が見える。
由紀ちゃんはさっきより俄然元気になったように見えた。
「ねぇ、何して遊ぶ?」とまだ誰も踏んでいない雪のところをわざと選んで歩いている。
「うーん。」僕は悩んだ。女の子と2人で遊ぶなんて初めてのことだったからだ。
由紀ちゃんとは同じクラスなので何人かでご飯を食べに行ったりしたことがある。
今まで何も感情が起こらなかったのが、こうして2人で歩いているとなんだかドキドキする。
「そうだ!カラオケ行こう!」由紀ちゃんは商店街のずっと先にあるカラオケを指さしてそう言った。
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5番目
2005年2月8日 22:25:35 にし〜
「え〜、カラオケか〜」
僕は音痴なのだ。カラオケなんかに行ったら好感度が下がってしまう。
「カラオケは嫌?」
「いや、別に・・・。嫌じゃないけど・・・」
「だったらカラオケに行きましょ。」
由紀ちゃんは僕の気持とは対照的に実に楽しそうにカラオケに向かって歩いている。
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6番目(4番が2回ある!ごめんなさい!)
2005年2月8日 23:15:08 おみき
平日の午前中なためかカラオケはだいぶ空いている。
「ご利用時間は?」と無愛想に聞いてくる店員に、
由紀ちゃんは「お昼にはご飯食べるから…2時間で出ようか!」とテキパキと決めてくれた。
僕らは2人では広すぎるくらいの部屋に案内された。
もちろんトップバッターは由紀ちゃんだ。
ドラマの主題歌で聞いたことがある曲を気持ち良さそうに歌っている。
「ねえ次歌ってよ!」歌い終えた由紀ちゃんから歌本を渡された。
「いや、音痴だからいいや。」そう答えると由紀ちゃんはすかざずこう言った。
「じゃあこの曲歌ってよ!」
由紀ちゃんは手際良くページをめくると曲を入れた。
それは僕の携帯の着信音の曲で、去年の冬にヒットした恋が実らない切ない曲だった。
その時なぜだか僕は、歌いたい気持ちになった。
この曲を由紀ちゃんに向けて歌おうと頭が勝手に思っていた。
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7番目(4番が2回ある!許します!)
2005年2月9日 19:50:45 にし〜
うわ〜、本当に歌ってしまった・・・。チラリと隣りを見ると由紀ちゃんは俯いたままだ。僕の歌はそんなに酷かったのだろうか?
って、あれ?
「由紀ちゃん・・・、泣いてるの?」
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8番目☆
2005年2月17日 21:03:34 おみき
「ごめん、この曲を聴くと思い出すんだ。」由紀ちゃんは涙を拭きながら力無く笑った。
「去年の冬に失恋したんだ。ちょうどこの曲みたいだったんだ…。」
由紀ちゃんは去年のことを話し始めた。
聞いていると本当に歌詞の通りだ。
僕も切なくなったが、これ以上由紀ちゃんが悲しい顔をしてるのはもっと耐えられない。
「そっかー。そういえばこの曲さ、僕の携帯の着メロなんんだよ。ホラ。」と話を変えようとしたが、結局この曲の話題だ。
由紀ちゃんはまだうつむいている。
まったく僕の話術のレベルの低さに自分でもうんざりしてきた。
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9番目
2005年2月23日 18:33:02 にし〜
由紀ちゃんは突然、マイクを通して大きな声を出した。
「うん、もう大丈夫!歌うぞ〜!」
そして、僕にもデュエットをしようとマイクを手渡す。
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NEW! ひさびさ10番目♪
2005年3月12日 22:38:21 おみき
曲はHYのサビはなんとか歌える曲だった。
「だからお願い僕のそばにいてくれないか、君が好きだから…」
由紀ちゃんに元気になってもらえるように歌った。
焼肉屋で七輪に近づいた時のように顔が熱くなる。
学校をサボってカラオケに来てるとは思えない。
どうやら僕は今朝由紀ちゃんに会って、カラオケでこの曲を歌う何十分の間に
由紀ちゃんを好きになってしまったようだ。
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